Masakiです。
遡ること2021年。
DiFiの第1次ブームだったこの年。
仮想通貨の大暴落で売れずに保有したままの人も多かったからなのか、コインを放置している者にとって、
「貸し出すだけで賃借料がもらえる!」
みたいなのが魅力的に映った人も多かったはずです。
そりゃ、銀行に預けていたら雀の涙の金利しかもらえないのに、DiFiでザックザックとAPR100%!でどんどん日々お金が入ってきたら飛びつく人も多いよね。
ただ、運営が急に飛んだり、ハッキングに見舞われたり、計画的な犯行なんじゃないか?
と疑われるサイトも数多くあり、リスク承知の上でやることを推奨されることから、
「DiFi=魔界」
と言われたりもしていました。
そんな仮想通貨の黒歴史の1ページとして懐かしいわけですが、今どうなってんのか?
今回は気になったので久々に当時話題になっていたDiFiのサイトにアクセスしてみました。
【Defi】Swamp Finance→怪しいサイトに飛ばされる
元から怪しかったSwamp Financeだが、ちゃんと怪しいサイトに飛ばされる。
【Defi】Belt.fi→V4にアップデート予定?
少しまともそうな雰囲気があったが、一応V4にアップデート予定。(するわけない)
【Defi】SPACE→閉鎖
閉鎖
【Defi】treedefi→閉鎖
閉鎖
【Defi】pollo.finance→閉鎖
閉鎖
【Defi】ACoconut→?
一応、ACoconutのサイトにはアクセスできました。
【Defi】NEONIC.FINANCE→閉鎖
閉鎖
【Defi】Mars Ecosystem→生存
生きているのか?微妙。
国内居住者にはおすすめしないDiFiの落とし穴となるリスク
まず前提として国内居住者には、基本的にはDiFiを始めとするレンディングやステーキングはあまりおすすめしません。(海外での税務的に優遇されている国などでは話は変わりますが)
端的に言うと、基本的に預けて受け取れるフィーが少ないこと。紛失するリスクがあること。税務的な費用も考慮することが挙げられます。
受け取れるフィーが少ない
国内のDiFiは資産を失うリスクが低い反面、利率が低い傾向にあり、海外のDiFiは利率が高い傾向にありますが顧客資産の保証部分は弱い可能性があります。
よってあまり旨味が少ない。
紛失するリスク
じゃあ海外の利率の高いところに預ければいいじゃないかと思われるかもしれません。
しかし利率が高い=預け先がリスクが高いところで運用されている可能性も考えられます。
また海外の場合、日本国内の法律とは異なるため決してリスクが少ないとは言えません。
運営会社が国内なのか、海外なのかは注意しましょう。
税務的な費用
そうなるとなるべく安全かつ堅い運用先に預けようと考えるのですが、残念ながらDiFiの運用で得た利益にも税金の対象になってきます。
よってそれらの税務的な処理の費用や時間も考慮すべきです。
レンディングについて解説した記事もあるので合わせて読んでみてください。
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