Masakiです。
この記事では、Strategy™(マイクロストラテジー)の企業概要や歴史、ビットコイン戦略、株価の推移、投資手法などを、初心者から上級者まで幅広い投資家向けに詳しく解説します。
本記事は投資助言を行うものではなく、参考情報としてご利用ください。
マイクロストラテジーとはどんな会社か?【会社概要と歴史】
マイクロストラテジーは、米国バージニア州タイソンコーナーに本社を置くビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェア企業です。
1989年にマイケル・セイラー氏らによって創業され、1998年にはNASDAQに上場しました。
創業当初から企業向けのデータ分析・データマイニングソフトウェアを開発・販売し、長年にわたり安定した企業として知られてきました。
しかし近年、同社は「世界最大のビットコイン保有企業」として注目され、社内資金で大量のビットコインを購入・保有する戦略を採用しています。
創業者のセイラー氏は2020年以降、会社の資本戦略として暗号資産ビットコインへの大型投資を開始し、ロゴやブランドカラーにもその象徴的なイメージが反映されています。
2025年にはStrategy™に社名変更されました。
本業:企業向けソフトウェア事業の現在
Strategy™(マイクロストラテジー)の元々の本業は、企業向けのデータ分析プラットフォーム(BIソフト)の提供です。企業が膨大なデータからレポートやダッシュボードを作成し、意思決定に役立てるためのツールを開発・販売していました。
近年はクラウド対応やAIの活用も進めていますが、ソフトウェア事業の規模は、現在のビットコイン保有戦略に比べると相対的に小さい状況です。
ビットコイン戦略への転換と歴史
2020年、セイラー会長は低金利環境と法定通貨の価値下落リスクに備え、余剰資金を現金で保有するのではなく、ビットコインを企業資産として保有する決断をしました。
2020年8月に約2.5億ドルを投じて初めて21,000BTC強を購入し、その後も継続的にビットコインを追加取得しています。
- 2020年: 初の大型購入、年末時点で約7万BTC前後を保有。
- 2021年: ビットコイン価格上昇により、保有量は10万BTCを突破。
- 2022年: 市場低迷期も戦略維持、年末時点で約13万BTC超。
- 2023年: 市場回復に合わせて再び積極購入、9月末で約252,220BTCに到達。
- 2024年: 第4四半期に過去最大の約218,887BTCを追加取得し、年末時点で約47万BTCに達する。
- 2025年: 継続的な買い増しにより、1月中旬で約46.1万BTC、3月中旬には約49.9万BTCに拡大。
この結果、2025年3月時点で総保有量は約49万9,000BTC、取得総額は約331億ドル、平均取得単価は約66,360ドルとなっています。
Strategy™(マイクロストラテジー)の株価推移とビットコインの関係
Strategy™(マイクロストラテジー)の株価は、ビットコイン戦略の転換以降、ビットコイン価格と高い相関関係を示すようになりました。以下にその変動概要を示します。
- 2020年後半: ビットコイン購入発表後、株価が急騰。1株数十ドルから数倍に上昇。
- 2021年前半: ビットコイン価格の急騰に伴い、株価も爆発的に上昇。一時は1,300ドルを超える場面も。
- 2021年後半~2022年: 暗号資産市場の低迷で株価が下落、2022年末には約$150前後まで落ち込み。
- 2023年: ビットコイン相場回復に伴い株価も反発、年末には$300近辺まで戻る。
- 2024年: ビットコインが史上高値圏へ上昇すると、株価も約6倍(+590%)のラリーを記録し、史上最高値も更新。
専門家によれば、Strategy™(マイクロストラテジー)株とビットコイン価格の相関係数は長期で0.8~0.9と非常に高い水準にあり、ビットコインが10%下落すると株価は約20%下落するなど、レバレッジ効果が顕著です。
Strategy™(マイクロストラテジー)のビットコイン保有状況【データで深掘り】
Strategy™(マイクロストラテジー)は世界で最も大量のビットコインを保有する企業として知られています。ここではその詳細データを整理します。
- 総保有量(枚数): 約499,226BTC(2025年3月)。
- 取得総額: 約331億ドル(約4.9兆円)。
- 平均取得単価: 約66,360ドル/BTC(約9百万円/BTC)。
- 評価額: 約415億ドル(約5.5兆円、2025年3月時点、BTC価格83,000ドル換算)。
- 保有比率: 発行上限2,100万BTCの約2.4%。
なお、2025年から会計基準が変更され、四半期末の時価で評価替えされる方式となるため、今後の決算ではビットコイン価格上昇分がそのまま利益として反映される可能性があります。
マイクロストラテジー株の購入方法【SBI証券・NISAなど】
日本国内からマイクロストラテジー株(ティッカー:MSTR)に投資する場合、以下の手順を参考にしてください。
1. 米国株取扱証券会社の口座開設
SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、米国株の取扱いがある主要ネット証券で口座を開設してください。
2. 外国株取引口座の有効化
口座開設後、外国株取引口座を有効化し、米国株の売買ができる状態にします。
SBI証券などではオンラインで簡単に手続きできます。
3. 為替交換
米国株はドル建てですので、日本円を米ドルに両替します。
証券会社の為替交換サービスを利用してください。
4. 株式の発注
取引ツールで「MSTR」と検索し、MicroStrategy Incorporated クラスA株を選択。
注文方法は成行注文または指値注文を選び、発注してください。
米国市場は通常、日本時間の22:30~翌5:00頃に取引が行われます。
5. NISA口座の活用
マイクロストラテジー株は新NISA枠で購入可能です。
NISA口座を利用すれば、売却益や配当金に対する税制上の優遇を受けられます。
ただし、為替差益は非課税対象外である点に注意してください。
まとめ
Strategy™(マイクロストラテジー)は、、2020年以降は大胆なビットコイン戦略で世界的に注目されています。
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Strategy™
Michael Saylor
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